一輪の花
一輪の花
ふと目覚めた朝
光射す窓際に咲く美しくも儚げな
一輪の花
グラスの水に生かされた儚き命
淡い光に照らされて精一杯に命を燃やし
輝きを放つ
そうあの頃のあなたのように
そういつかは散ゆく定め
生を受けた瞬間から
終幕は迫り来る
気づかない振りをしていたまるで籠の中の鳥の様に
虚ろな瞳あの頃の思いの代償
痛みさえ今ではもうわからない
さよならさえ伝えられぬまま
夜は何処までも…堕ちて行く
ふと目覚めた朝
光射す窓際に咲く美しくも儚げな
一輪の花
グラスの水に生かされた儚き命
淡い光に照らされて精一杯に命を燃やし
輝きを放つ
そうあの頃のあなたのように
そういつかは散ゆく定め
生を受けた瞬間から
終幕は迫り来る
気づかない振りをしていたまるで籠の中の鳥の様に
虚ろな瞳あの頃の思いの代償
痛みさえ今ではもうわからない
さよならさえ伝えられぬまま
夜は何処までも…堕ちて行く
season
振り返る季節には
いつでもあなたの面影付き纏う
過去の風景が映す
重なり合う記憶のカケラ
まばゆい光に包まれた
想い出だけ優しくて
まだ明日へ歩いて行けないでいるよ
どんなに想い出重ねてみても
あの頃のあなたはもう取り戻せない
そんなこと初めからわかっていたけれど
気づけばあなたの事ばかり
考えている自分に驚くよ
溢れ出す想い出
揺れ惑う光は私を何処へ導くの
巡り来る季節は心の傷を癒してゆくという現実
懐かしくも狂おしいこの痛みもやがて
うつろい色褪せてゆくのかな
この場所に留まる事
きっとあなたも望んでないんだろね
前を向き歩き出すこと
あなたがくれた無言の言葉抱えて
明日へと歩いてゆくよ
立ち止まってる時間
無駄な時間なんて決して
決してありはしないのだから
fading memory
いつかみた今はもう失われた懐かしの情景
もう一度触れてみたい想いに心揺れて
薄れゆく記憶のもと
せめてもの想いで練る遊夢は儚く
あとに傷跡だけを残してゆく
曖昧な記憶をたどることで作り上げた
都合の良い虚構の世界
朽ち果ててゆく現実の中で
ただひとつ想い出が放つ輝きは
あの日々を鮮やかに浮かび上げるのに
私のとなりにはもう誰もいない
記憶の中の情景は今でも手に取るようにそこにみえるのに…
現実とは不自由な生き物
いつかは色褪せやがては忘れ去られ
そしてきえてゆく
過去を写す鏡があればいいのにと
懐古的な想いにひたる
いつか自分もきえてしまうことを感じながら…
もう少しで僕はきえるけど…