一輪の花 | ☆C'est La Vie☆

一輪の花

一輪の花



ふと目覚めた朝
   
光射す窓際に咲く美しくも儚げな

一輪の花

グラスの水に生かされた儚き命

淡い光に照らされて精一杯に命を燃やし 

輝きを放つ

そうあの頃のあなたのように

そういつかは散ゆく定め
        
生を受けた瞬間から
終幕は迫り来る
    
気づかない振りをしていたまるで籠の中の鳥の様に
虚ろな瞳あの頃の思いの代償
痛みさえ今ではもうわからない 

さよならさえ伝えられぬまま

夜は何処までも…堕ちて行く