ヒト
人は滑稽な生き物人は馬鹿な生き物
けれど人は滑稽だからこそ
面白いのかもしれない
同じ過ち幾度となく繰り返し…
そして後悔ばかりを繰り返す。
その度同じ言葉を繰り返す
『同じ過ちは犯さない』と
懐かしさにただ涙して偽りの明日を奏でてみても
後に残るのは虚しさだけ
真夜中に独り練る遊夢に対しても
今日は朽ちてゆくばかり
人は滑稽な生き物人は馬鹿な生き物
けれど人は滑稽だからこそ
面白いのかもしれない
誰かに言われるまで気づかない事がある
いや現実を正直に受け入れられない自分がいる
机の上にどんな綺麗な言葉並べてみても
手に入りはしないものも存在する
いつの日も心に留めて置くべきものも存在する
人は…それに気づかないまま毎日を
ただ…生きているのかもしれない
人は滑稽な生き物人は馬鹿な生き物
けれど人は滑稽だからこそ
面白いのかもしれない
私は今日も滑稽にそして懸命に明日を模索している